Rp.シリーズ第3回目です。

このシリーズは日常業務の中で遭遇した処方内容を症例提示ささていただき
後日、著者の私見を述べさせていただくスタイルで投稿しています。
今回は、個別の医薬品に対する症例ではなく言葉の定義について投稿します。

新人のみなさんも現場に出られて、すでに一か月が経ちましたね。
初めて手に触れる医薬品の多さに戸惑うことも多いのではないでしょうか?
そんな時に真っ先に調べるのが電子添文(著者はついつい添付文書と言ってしまいますが)。
その電子電文の用法用量の項目でよく目にする言葉に

【適宜増減】

がありますね。薬によってはこの記載のないものや、適宜減量または適宜増量の場合もあります。

さてこの【適宜増減】
適宜増やすのはどこまで増やしていいのか?
適宜減らすのはどこまで減らしていいのか?

先輩から聞いたのは●倍~△倍の範囲だ!
〇〇先生の処方は増やすときはいつも〇倍だから増やす方は〇倍だ!
経験的に知っているよ、という方も多いこの【適宜増減】
みなさん、その範囲(倍率)を自信をもって答えることができますか?

カテゴリー: Rp.

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